当院では、高血圧、脂質異常症、痛風、糖尿病などの生活習慣病をはじめとする一般内科領域の診療を行います。
もちろん、発熱、咳、下痢、腹痛などの風邪症状やインフルエンザの治療も行います。かかりつけの内科として、気になる症状があれば、何でも気軽にご相談ください 。
また、高齢で寝たきりの方、難病の方の胃瘻や気管切開、褥瘡等の管理も可能です。
高血圧
脳卒中の原因として最も多い危険因子です。血圧が気になる方や、健康診断で高血圧と指摘された方は、気軽にご相談ください。また、脳卒中にられた方は血圧のコントロールがとても重要になります。
脂質異常症
血液中にふくまれるコレステロールや中性脂肪などの脂質が基準よりも高い状態をいいます。余分な資質が多いと動脈硬化を起こす要因となり、脳卒中や心筋梗塞などのリスクが高くなります。自覚症状がないために、健康診断で指摘されても放っておく方も多いのですが、動脈硬化が進行する前に、早めに受診することが大切です。
痛風(高尿酸血症)
血液の平均の尿酸値が7.0mg/dl以上であると、高尿酸血症と診断されます。この状態が長く続くと、ある日足の親指が痛みだし、赤く腫れ上がって締めつけられるように激しく痛むという痛風発作を引き起こします。
また痛風になる方は、肥満、高血圧、脂質異常症、糖尿病が合併しやすく、動脈硬化が原因で心筋梗塞や脳卒中になるリスクを高めるので注意が必要です。
糖尿病
糖尿病が悪化していくと、腎症や網膜症、神経障害などさまざまな合併症を起こす原因となります。食事指導などにも努めてまいります。
脳神経内科とは
脳神経内科は脳や脊髄・神経・筋肉などに病気があり、体が不自由になる疾患を診察する内科です。身体が思うように動かない、めまい、物忘れなどの症状が、体のどの部位の病気かを見極めることが大切です。
脳神経内科専門医として、脳血管疾患をはじめ、認知症や神経・筋の難病、また整形外科的な病気から生じるしびれや麻痺などについても豊富な診療経験がありますので、どこの病気であるかをしっかりと見極めて診断いたします。そのうえで、必要に応じ、骨や関節の病気がしびれや麻痺の原因なら整形外科に、手術などが必要なときは脳神経外科に、精神的なものは精神科にご紹介します。
頭部MRIなどの画像検査が必要な場合は近隣の施設に依頼します。
以下のような症状の方は、一度ご相談ください
- 手足・顔のしびれ・ふるえ・力が入らない
- めまい・ふらつき・立ちくらみ
- 頭痛
- ひきつけ・けいれん
- 物忘れ
- 意識障害 など
脳神経内科が得意とする病気
- 頭痛
- 頭痛には、繰り返し起こるものや、急に激しくおこるものなど様々な症状があります。なかには緊急を要する場合もありますので、頭痛でお困りの方は受診されることをお勧めします。
- 脳卒中
- 脳卒中のリスクを高める高血圧・脂質異常症・糖尿病・不整脈などの生活習慣病の治療に重点を置き、予防医学を心掛けます。
- 認知症
- アルツハイマー型認知症、脳血管性認知症、レビー小体型認知症などの診断、治療を行います。認知症の中には、脳以外の種々の要因で起こる「なおせる認知症」もあります。物忘れが気になったら「齢のせいかな」と片付ける前に、気軽にご相談ください。
- てんかんなどの発作性疾患の治療
- てんかん発作のような症状でも、全く別の病気のことがあります。まず症状が本当にてんかんであるかどうかを診断することが大切です。
- パーキンソン病、脊髄小脳変性症などの神経難病・神経変性疾患
- 診断から治療はもちろん、難病申請まで行います。